視察レポート/ほったらかしキャンプ


▲山梨市にある「ほったらかしキャンプ場」
▲山梨市にある「ほったらかしキャンプ場」
▲山頂のカフェからの富士山の眺めは最高です!
▲山頂のカフェからの富士山の眺めは最高です!


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は神奈川県横浜市の製造業のコンサルティングをします。

今日は視察レポート/ほったらかしキャンプ場についてです。

【視察レポート/ほったらかしキャンプ場】作成 中小企業診断士 竹内幸次

先日、山梨県山梨市にある「ほったらかしキャンプ場」/https://hottarakashicamp.com/ を視察しました。名前は「ほったらかし」ですが、実際には顧客心理をよく理解した、とても考え抜かれたキャンプ場です。

最大の魅力は、やはり立地です。標高約700メートルの高台から、甲府盆地、富士山、夜景、星空を楽しむことができます。さらに近くには有名な「ほったらかし温泉」があり、朝日を見ながら温泉に入るという体験価値があります。宿泊、景色、温泉、非日常。この4つを自然に組み合わせている点が秀逸です。

中小企業経営の視点で見ると、このキャンプ場の強さは「施設そのもの」ではなく「時間の価値」を売っている点にあります。夜は夜景、朝は日の出、昼は開放感。つまり同じ場所でも、時間帯によって顧客が感じる価値が変わります。これは飲食店、小売店、サービス業にも大きな示唆があります。商品を売るだけでなく、「いつ利用すると最も価値が高いのか」を設計することが重要なのです。

また、サイトの種類が複数あり、ソロ、家族、グループ、初心者など、顧客層に応じた選択肢が用意されています。これは単なる品揃えではなく、顧客の不安を減らす工夫です。キャンプ初心者は「自分でも大丈夫か」と不安を感じます。そこに小屋付きサイトや使いやすい区画があることで、初回利用の心理的ハードルが下がります。

「ほったらかし」という名称も印象的です。過剰なサービスをしない、自然のよさを邪魔しない、という世界観が伝わります。これは現代のサービス業において重要な考え方です。すべてを説明し、すべてを管理するのではなく、顧客が自分の時間を自由に味わえる余白を残す。その余白こそが満足につながります。

経営とは、未来から評価される活動です。今ある地域資源をどう活かすか。その答えの一つを、ほったらかしキャンプ場で見ることができました。


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