新規事業は事業ドメインの再定義から始めよう



中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都渋谷区のサービス業のコンサルティング、神奈川県横浜市のサービス業のコンサルティングをします。

今日は新規事業は事業ドメインの再定義から始めようについてです。

【新規事業は事業ドメインの再定義から始めよう】作成 中小企業診断士 竹内幸次

新規事業が失敗する典型は、アイデア不足ではなく「何屋として勝つか」を曖昧にしたまま走り出すことである。

事業ドメイン(事業領域)とは、商品名ではなく“誰の、どんな状況を、どんな価値で解決するか”という定義である。

例えば「町の印刷屋」が「チラシ制作」を新規事業にしても延命にしかならないが、「地域の集客設計屋」と再定義し、LP・SNS・店頭導線・Googleビジネスプロフィールまで一気通貫にすると、競合が変わり単価が変わる。

同様に「金属加工」が「加工請負」のままでは価格競争だが、「試作開発の短納期パートナー」と置くと、顧客は購買ではなく開発部門になり、比較軸が“精度”から“時間”へ移る。

ドメイン再定義でやるべきは3点だけで、①ペルソナの再設定、②提供価値の言語化、③勝てる指標(KPI)の変更である。

ここにDXや生成AIを足すと強い。生成AIはアイデア出しの道具ではなく、顧客の課題仮説を量産し、提案書・見積・導入手順を高速で試作する“検証エンジン”として使うべきである。

私は以前から、変化はチャンスを生むと考えてきたが、新規事業のチャンスは「変化を見つける力」よりも「自社を言い換える力」に宿る。

中小企業の強みは資本ではなく順応力である。だからこそ、まず“何を作るか”ではなく“何者になるか”を決めてから作ればよい。

中小企業経営者の皆様、事業ドメインを再定義し、最短距離で顧客の価値に着地させましょう。


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