肩の荷が降りた中小企業経営者の第二の人生




中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都港区のサービス業のコンサルティングをします。

今日は肩の荷が降りた中小企業経営者の第二の人生についてです。

【肩の荷が降りた中小企業経営者の第二の人生】作成 中小企業診断士 竹内幸次

中小企業経営者として何十年も経営を担い、やっと事業を終えた瞬間、多くの方が感じるのが「肩の荷が降りた」という安堵感である。この感情は、重責からの解放であると同時に、新たな人生の扉が開かれる瞬間でもある。経営から一線を退いた後の「第二の人生」は、余生ではなく、再び自分の意思で生き方を選び直す貴重な時間だと捉えるべきである。

最近では「経営者リタイア後支援サービス」等も整備され、旅行、趣味、社会貢献、起業支援、講演活動、著述活動など、自らの経験を活かす選択肢が広がっている。例えば、後継者育成のためのアドバイザーとしての役割は、経営者経験者だからこそ果たせる重要な役割である。中小企業経営者としての知見は社会にとって大きな資産であり、地域や若い経営者にとっての希望となる。

また、第二の人生では、心と体の健康も重要なテーマである。これまで後回しにしてきた趣味や健康管理に取り組むことで、長く元気に社会と関わることが可能になる。旧友や地元住民とのつながりを再構築し、新たな目標を見出すことで、日々に充実感が戻ってくる。

中小企業経営者の皆様、「第二の人生」をポジティブにとらえ、これまでの経験を希望として社会に還元していこう。人生は常に挑戦の連続であり、挑戦できる限り成長も続いていく。


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