中小企業経営は1に個性、2に革新


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都江戸川区のサービス業のコンサルティング、東京都中央区の中小企業のコンサルティング、横浜市の製造業のコンサルティングをします。

今日は中小企業経営は1に個性、2に革新についてです。

【中小企業経営は1に個性、2に革新】作成 中小企業診断士 竹内幸次

個性のかたまりであったはずの中小企業経営も、近年の計画偏重、コンプライアンス偏重によって徐々に個性を失っているように感じる。もっと野性味を!と感じる毎日。

ネットが普及してから、成功事例だ、失敗事例だと、他の先行事例ばかりを気にする経営者が増えた。自分こそ前例、前例を作るのが経営、他社が歩んだ道は既に薄利等の価値観をもたない経営者。思考が狭く、他社が設定したパーパスや経営ビジョンをそのまま自社にも用いてしまう。

昔の部長くらいの革新意識しかもたない経営者にもたまに遭遇する。経営者の本業は革新業務であるのに、現状の管理を自分の仕事と勘違いする。革新できないから本来部長が行う仕事にしがみつく。だから部下は育たない。

テレビやマスコミが取り上げる事例の多くは大企業のこと。それを真似るこはできない。他社の成功事例なんてどうでもいいから、自社が価値を提供したい顧客層、自社に価値を認めてくれる市場のことを朝から晩まで考えよう。

中小企業経営は1に個性、2に革新。


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