仕組みづくりが弱い日本企業

ChatGPTについてのテレビコメントしました。
※TVK newslink 2023.5.11放送

「企業が使うことで生産性はぐっと上がる。」「機密情報の入力はしない。」「企業ごとに活用ルールを作るべき。」

>> 視聴する



中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都新宿区のサービス業のコンサルティング、東京都豊島区の中小企業のコンサルティングをします。

今日は仕組みづくりが弱い日本企業についてです。

【仕組みづくりが弱い日本企業】作成 中小企業診断士 竹内幸次

・日経記事「訪日客増を喜べぬカード各社 手数料赤字、年200億円に」(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB088UG0Y3A800C2000000/)を見ると、国際ブランドである米ビザや米マスターカードがプラットフォーマーとして儲かる仕組みができていることを再認識できる。訪日外国人が米発行のビザカード等を日本で使えば使うほど赤字になるとは。
・考えてみれば、インターネット上で毎日使う検索サービスも生成AIも、ワープロ、表計算もSNSもクラウドストレージもすべて海外企業が開発したもの。事業運営上日本法人を作る場合もあるが、元は海外。
・日本の弱さの原因の1つはここにある。大きな仕組みを作ることができず(せず)、目の前の物やサービスを販売するビジネスを行うのが日本。古くからある教育システム内で高い成績を収めることは得意でも、教育システム自体を変革する意識や発想力が弱い。
・日本人が今すぐ世界に通用するプラットフォームを創るのは難しいだろう。我々中小企業は、毎日の業務や家庭生活の中で、現在の枠組みを超える発想ができる人材や家族を増やしていこう。コツコツと行うことは日本人は得意なのだから。


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2023年9月8日に講演「DX戦略/中小企業のDX推進事情と最新WEB活用」をちばぎん総合研究所で行います。