完璧を目指すことで改革が遅れていないか

ChatGPTについてのテレビコメントしました。
※TVK newslink 2023.5.11放送

「企業が使うことで生産性はぐっと上がる。」「機密情報の入力はしない。」「企業ごとに活用ルールを作るべき。」

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中小企業診断士の竹内幸次です。今日は経営雑誌の取材を受け、東京都台東区の中小企業のコンサルティングをします。

今日は完璧を目指すことで改革が遅れていないかについてです。

【完璧を目指すことで改革が遅れていないか】作成 中小企業診断士 竹内幸次

・経営は6割主義でスタートするべき。中小企業診断士として28年間現場で伝えてきたことです。
・中小企業の特徴は規模が小さいこと。これは弱みではなく、強みと認識すれば、意思決定が速く、決定したことが組織に浸透するのが速く、行動開始が速いということになります。
・社会が成熟するにつれて、何事にも完璧な準備や、スタート時から完璧な仕組みを要求する風潮が増しているように感じます。完璧の方が好ましいのは当然ですが、完璧を求めすぎることで変革や革新が遅れたり、頓挫することは避けたいものです。
・最初から完璧な事業はないものです。どこかに不完全な部分があり、実行の過程で見つかり、修正を繰り返して完璧な事業になるのです。
・この完璧な状態に至るまでのリスク。このリスクを誰が、どの程度受け入れるのか。


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2023年8月1日に講演「小規模企業のためのChatGPT活用のポイント」を東京商工会議所江戸川支部で行います。