決算分析はここを見る

ChatGPTについてのテレビコメントしました。
※TVK newslink 2023.5.11放送

「企業が使うことで生産性はぐっと上がる。」「機密情報の入力はしない。」「企業ごとに活用ルールを作るべき。」

株式会社スプラム 竹内幸次 中小企業診断士

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中小企業診断士の竹内幸次です。今日は横浜市の製造業のコンサルティング、横浜市の小売店のコンサルティング、川崎市の中小企業のコンサルティングをします。

今日は決算分析はここを見るについてです。

【決算分析はここを見る】作成 中小企業診断士 竹内幸次

・3月末決算の場合、この時期に決算書が会計事務所から届くことが多い。決算関係書類は多岐にわたるため、どこを見て、どう解釈をすればいいのかが分からない中小企業経営者も多い。
・まずは売上高を見よう。前期比で伸びたのか、減ったのか。その理由を社長としてどう考えるか。過去3年間はコロナで苦しんだのか、コロナで特需があったのか。
・売上総利益率を見る。売上総利益は付加価値であり、自社が存在することで社会に生み出した価値である。売上総利益の額と率はどう変化したのか。
・また、前年比のみならず標準比較も行う。売上高も売上総利益もTKC BAST(https://www.tkc.jp/tkcnf/bast/sample/)を見ると、自社に近い業種の直近の年間決算の数値が分かる。とくに1人あたり年間売上の額は標準よりも高いのか低いのか。また、売上総利益率(TKC BASTでは限界利益率)は高いのか低いのかを見る。
・販売管理費の総額と内容を見る。雇用を増やせば人件費が増えるし、積極的な販売促進をすれば販促費が増える。このような前向きな投資が売上アップにつながっているのかを見る。
・損益分岐点売上高を算出する。固定費(ざっと販売管理費総額)÷売上総利益率が損益分岐点売上高である。


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2023年6月13日~7月31日に講演「 商業者のウェブ・SNS活用2023~国内外からのデジタル集客とEC販売ノウハウ」を東京都中小企業振興公社/令和5年度商人大学校 IT②(集客/WEB、SNS) で行います。