緊急コロナ時の臨時事業が本業回復を遅らせる?

 


おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は中小小売店のコンサルティングをします。今日は緊急コロナ時の臨時事業が本業回復を遅らせる?についてです。

【緊急コロナ時の臨時事業が本業回復を遅らせる?】
・緊急事態宣言中には生き残るために必死に経営した中小企業が多い。利益が出なくても、材料を活かす観点、従業員に仕事つくる観点、顧客との関係を維持する観点から、とりあえず経営を止めることなく動いた。また、動かないと経営者の気持ちが滅入るので、結果がどうであれがむしゃらに動いて汗をかいた中小企業経営者が多い。
・緊急事態宣言が解除され、コロナ前の7割を1つの目標にして通常営業に戻る際の1つの問題がある。それは緊急時の活動と本業との活動バランス。緊急時に行った活動を完全に止めてしまうのか、それとも新規事業として残すのか。
・決断のポイントは自社事業を再定義すること。何のために存在するのか、何を生み出したいのか。活動開始よりも活動中止の意思決定の方が難しい場合がある。


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