接客態度が悪い店員をどう指導するか



接客態度が悪い店員をどう指導するか
接客態度が悪い店員をどう指導するか


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都杉並区の飲食店のコンサルティング、東京都千代田区の小売店兼飲食店のコンサルティング、東京都新宿区の中小企業のコンサルティングをします。

今日は接客態度が悪い店員をどう指導するかについてです。

【接客態度が悪い店員をどう指導するか】作成 中小企業診断士 竹内幸次

接客態度は企業の顔そのものであり、顧客が最初に判断する“無言のブランド力”である。にもかかわらず、店頭では本人に悪意はないのに「態度が悪い」と評価されてしまう事例が多い。ここには心理学でいうジョハリの窓のように、本人が気づいていない盲点領域が存在する。この盲点を埋めるのが経営者の指導である。

まず必要なのは感情ではなく事実を伝えること。「◯日の◯時、××という対応があり、お客様が驚いた表情をされた」というように、行動と影響を切り離さず説明することが大切である。「態度が悪い」という抽象表現は人格攻撃に聞こえ、防御的になってしまう。

次に、本人の“意図”を必ず聞く。「あの時、どんなつもりで話したのか」と問いかけると、多くは「急いでいた」「悪気はなかった」と返る。このプロセスこそ改善の核心である。意図と結果のズレを言語化できると、改善行動が自分事になる。

そして接客基準を明文化する。「3秒以内のアイコンタクト」「語尾を伸ばさない」「先に声をかける」等、曖昧を排し、行動基準を統一する。基準は品質管理と同じで、数値化と再現性が肝である。

最後に、1週間単位の定点フィードバックを回す。人の行動変容は約40日を要するとも言われる。小さな改善を積み上げ、「できた点」を必ず褒めることで、自己効力感が高まり、接客は確実に改善する。

中小企業経営者の皆様、接客態度を“叱る対象”ではなく、“育てる資産”として扱い、顧客に愛される店を共に創りましょう。


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