犬吠崖っぷちラインこと銚子電鉄の話題づくり経営



犬吠崖っぷちラインこと銚子電鉄
犬吠崖っぷちラインこと銚子電鉄
外川駅。古く味がある
外川駅。古く味がある
「電車に乗ってほしいも」等のダジャレが多い
「電車に乗ってほしいも」等のダジャレが多い
「キャッシュレス経営」等の自虐表現も明るく表現する
「キャッシュレス経営」等の自虐表現も明るく表現する


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は犬吠崖っぷちラインこと銚子電鉄の話題づくり経営についてです。

【犬吠崖っぷちラインこと銚子電鉄の話題づくり経営】作成 中小企業診断士 竹内幸次

先日、千葉県の「犬吠崖っぷちライン」こと銚子電鉄/https://www.choshi-dentetsu.jp/ を視察した。銚子市の人口は52,000人。なんと沖縄の宮古島よりも少ない。高齢化率も約40%。厳しい状況のなか、顧問税理士が社長を継承し様々な経営努力をしていた。

ダジャレのセンスもよく、楽しい。車掌さん等スタッフもとても一生懸命。この一生懸命さは応援したくなる。銚子電鉄の推し活の男女も多数いた。

特筆するべきは、その話題作り。マスコミに「犬吠崖っぷちライン」と呼ぶことになったと情報を発信し、電車内にも数多くの話題を呼ぶ仕組みがされていた。

・まずい棒(経営がこのままではまずい)
・キャッシュレス経営(現金がない)
・あなたと越えたい赤字越え♪(天城越え)
・目指せ!ブラック(黒字)企業
・お菓子な会社
・お父さんの帽子(倒産防止)
・シニアモーターカー

今後は電車内にバーを作るとのこと。既成概念を超えて革新を続けている銚子電鉄。参考になることがとても数多くありました。


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2025年5月21日に中小企業講演「生成AIがもたらす中小企業の経営革新」を東京商工会議所文京支部員・評議員会議で行います。

関連記事:中小企業診断士竹内幸次の「TAKANAWA GATEWAY CITYの視察所感」記事