前例が通じない環境での舵取り


 

中小企業診断士の竹内幸次です。今日は前例が通じない環境での舵取りについてです。

【前例が通じない環境での舵取り】作成 中小企業診断士 竹内幸次

現代の経営環境は、過去の成功事例が通用しないほどのスピードで変化している。テクノロジーの進化、消費者行動の変容、さらには地政学的リスクや自然災害、そしてトランプ関税政策等、中小企業経営者の皆様にとって“想定外”が日常化しているのが現実である。

こうした前例のない状況で最も重要なのは、「柔軟性」と「スピード感」、そして「自社の軸をぶらさない意思決定」である。過去の延長線上に未来を描くのではなく、今この瞬間の市場の動きを感じ取り、仮説検証を繰り返す“実験的経営”が求められる。

中小企業には大企業にはない俊敏さと現場力がある。過去の正解にとらわれず、前を向いて一歩踏み出す勇気こそが、今の時代に求められている経営姿勢である。

中小企業経営者の皆様、どんな時代でも「新しい道は自らつくる」と信じて前進していきましょう。変化の先にこそ、新たなチャンスが待っています。


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2025年4月22日に中小企業講演「中小企業のAI活用」を足利銀行前橋支店/前橋足銀会で行います。

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