新規開店は街のダイナミズムを生む


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は新潟県長岡市の新規オープン店の視察をします。

今日は新規開店は街のダイナミズムを生むについてです。

【新規開店は街のダイナミズムを生む】作成 中小企業診断士 竹内幸次

ダイナミズムは「そのものがもつ力強さや迫力」のこと。街を形成する店舗や施設等はダイナミズムを生み出す主体でもあり、逆に恩恵を受ける客体でもある。

私が中小企業診断士を受験した頃には受験科目の1つに「店舗施設管理」があった。商業施設士に近い知識領域で、街づくりや建築関連法規、店舗外観や店内レイアウト等を学んだ。

その街に店舗が新規オープンすると、新規の客層が街を訪れる。人口が減る地域に人が増える。その人の多さを見て、既存店の販促に力が入り、人材採用が増える。他府県ナンバーの車も増えて駐車場が満杯になる。行列ができるお店が増えると、需要と供給の観点からも商品やサービスの価格が上昇し、地価も上昇し始める。高層マンション等が計画され、域内人口が増える。

中小企業には一定率の新規顧客が必要だと以前から講演やコンサルで伝えてきた。同様に、街には一定率の新規オープン店が必要だ。街の将来が期待できる。いわば期待のマーケティングが展開され、実態以上の魅力を消費者が感じ取る。

新規オープンは古いビルや古い店舗をリノベーションすることも多い。古いものが生まれ変わること、これがダイナミズムを生む。

中小企業経営者の皆様、御社内や街にダイナミズムを感じますか?


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