ホーチミンの押売り的靴磨きとワイルドに生き抜く気持ち


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は川崎市の中小企業のコンサルティングをします。

今日はホーチミンの押売り的靴磨きとワイルドに生き抜く気持ちについてです。

【ホーチミンの押売り的靴磨きとワイルドに生き抜く気持ち】作成 中小企業診断士 竹内幸次

2024年3月下旬にベトナムのホーチミンを視察した。中国からベトナムへの投資シフトが進んでおり、経済や経営の未来を感じるためだった。

アジアによくあるように、高層ビルと、すぐ横にある古く、汚れた建物。成長と貧困、未来と歴史が混在するような街。

レストランは美味しいものの、コップに入れられた氷には注意が必要。水道水を氷にしていたら大変なことになる。

トイレは紙を流すことができないことが多く、便器横に使用済みの紙を置く。宿泊したホテルのトイレにも日本では一般化した便器一体型のシャワートイレはなく、小さなハンドシャワーのようなものが付く。この小さなハンドシャワーを使って自分でシャワーする。

空港から乗ったタクシーには遠回りされた。街ではココナツの押売りに迫られた。親しげに話しかけてくると、注文もしていないのに、飲み口をカットしてココナツを無理やり渡してくる。断っていると、その最中に靴磨き押売りが勝手に私の靴に液体を付けてブラシでこすり始めた。

このような体験ができたことはいい経験だった。日本と同じような安心安全を求めてベトナムに行ったのではない。リアルなベトナムを体験するために行ったのだから。

そしてワイルドに生きているホーチミンの人々に感動すらした。行政や企業を頼らず、甘えず、自分で一生懸命に稼いでいる。稼ぐためにグイグイと迫る。下心があったとしても笑顔で外国人に話しかけて売ろうとする。これが未来を作る原動力になる。


▲ベトナム(ホーチミン)の靴修理人


▲トイレ。使用済みの紙は流さず、横に置く


▲有名ホテルの部屋内トイレも手作業でウォッシュする


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