日本に野性味を取り戻すことはできのか


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は埼玉県久喜市の中小企業のコンサルティングをします。

今日は日本に野性味を取り戻すことはできのかについてです。

【日本に野性味を取り戻すことはできのか】作成 中小企業診断士 竹内幸次

アジアやアフリカの諸国はどこもそうかもしれないが、経済成長率が高い国は街がにぎやかだ。言い方を変えれば、うるさい。バイクのエンジン音、クラクションの音、人の話す声の大きさ。

今回ベトナム(ホーチミン)を視察した際にずっと考えていた。「成長期が過ぎ、成熟社会そして衰退期に差し掛かった国が、もう一度活気を取り戻すことは可能なのだろうか」と。

一橋大の野中名誉教授が指摘するように、この30年間、日本は計画を重視し過ぎた、分析をし過ぎた、コンプライアンスが過剰であった。これに気づいたとしても、もう一度野性味がある日本に戻すことはできるのだろうか。

具体的には補助金の申請書等の計画を簡素化したり、会議で前年比や計画比、他社比較等の分析を減らし、企業内のコンプライアンス研修時間を減らす。こんなことができるのだろうか。

できるとしたら、それは我々中小企業かもしれない。オーナー経営者が多いため、組織は動かしやすい。

成熟した経済社会を未成熟と見なし、現状を壊して、あえて野性味ある価値観を導入する。これができる勇気を持ちたい。


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