ベトナム視察記


中小企業診断士の竹内幸次です。今日はベトナム視察記についてです。

【ベトナム視察記】作成 中小企業診断士 竹内幸次

2024年3月下旬にベトナムのホーチミンを視察してきました。2024年経済成長率目標が6%ととても高く、製造業も商業も、その勢いや活気をこの目で確かめるためです。

ホーチミンには知人がいるため、事前情報を十分に得ていました。入国審査は30分~2時間掛かると言われていますが、運よく30分ほどでパスしました。

23時過ぎにタンソンニャット国際空港から出たのですが、出口に大勢の人。これはホーチミンでは家族総出で出迎える文化があるから。スポーツ選手等が空港から出てきた際によく見るシーンのようでした。

ホーチミンでは日本の鉄道技術が導入されたホーチミン地下鉄の建設が進んでいるのですが、未だに完成していません。移動手段は車かバイク。なので、空港からホーチミン中心地へ向かう道でも車とバイクの多さ、クラクションの音、運転の粗さに驚きました。Grab/グラブ(白タクのようなもの)は車もバイクもあります。

視察した時期は、人々の健康のためのマラソンイベント「Olympic Day Run 2024/オリンピックデーラン2024」が開催されていました。その関連イベントかどうか不明ですが、深夜25時ほどまで屋外での大音量のコンサートイベントもありました。日本では苦情が来るのでしょうが、ホーチミン市民は楽しんでいました。

観光地で有名は1区のみならず、美しい2区にも訪れました。いわゆる電線アートは随所にあり、ゴミや瓦礫も多いのですが、日本人の私からは美しいシーンに見えます。

社会主義国家であるため、日本とは異なる点も多いのですが、経済成長の基となる未完成さ、野性味(粗さ)、一生懸命に生きる人々、将来性を感じとりました。


▲ホーチミンの中心地。夜は25時まで屋外コンサートで賑やかだった


▲電車も地下鉄もないため、移動手段はバイク、車、バスになる


▲歩道上では若者が集まり、楽しむ


▲2区はリゾートのように美しい


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