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生成AIに役割を与えることは本当に有効なのか

ChatGPTについてのテレビコメントしました。
※TVK newslink 2023.5.11放送

「企業が使うことで生産性はぐっと上がる。」「機密情報の入力はしない。」「企業ごとに活用ルールを作るべき。」

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中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都立川市の中小企業のコンサルティングをします。

今日は生成AIに役割を与えることは本当に有効なのかについてです。

【生成AIに役割を与えることは本当に有効なのか】作成 中小企業診断士 竹内幸次

ChatGPTやBingAI、GoogleBard等の生成AIに質問する際に、「あなたな○○○○です」と、まずは役割を定義することは本当に有効なのだろうか。

ChatGPTを使って以下の3パターンの質問を入力してみた。

1.あなたは優秀な経営コンサルタントです。建設業界の人手不足解消策を2つ提案してください。
2.あなたは人事部長です。建設業界の人手不足解消策を2つ提案してください。
3.建設業界の人手不足解消策を2つ提案してください。

結論としては、1.は「業界全体」等のキーワードを使って生成された。2.と3.は大きな違いはなく、1.よりは具体的なキーワードが生成された。

結論としては、1.2.3.でさほどの違いはない。質問を入力する人が生成AIが生成した文章に納得するための役割記述だと感じる。


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2023年12月12日に講演「中小企業経営に活かす生成AI~ChatGPT、BingAI、GoogleBardを活用しよう」を東京都中小企業振興公社 ACE-21で行います。