古いパソコンの処分の注意点

日経クロステックActiveに掲載

「2700社以上の企業経営をコンサルしたプロが語る コロナ禍の乗り切り方」

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中小企業診断士の竹内幸次です。今日は横浜市の小売店のデジタル活用コンサルティング、東京都東村山市の中小製造業のデジタル活用コンサルティングをします。

今日は古いパソコンの処分の注意点についてです。

【古いパソコンの処分の注意点】作成 中小企業診断士 竹内幸次

・SSD(ソリッドステートドライブ)ではなく、未だにHDD(ハードディスクドライブ)パソコンだとWindows等のOS起動もアプリ動作も遅い。メモリーが16GB以上あるのならまだしも、メモリーも4GBや8GBだと、Zoom等のオンラインツールを使いながらChrome等のブラウザで複数タブを開くとパソコンの動きが遅くなり非効率になる。仕事で使う道具はベストなコンディションにしておくべき。

・新しいパソコンを買うと、古いパソコンの処分が話題になる。最近では個人売買サイトで売ることもできるが、その際にはディスクに刻まれた過去のファイルやデータの抹消を行うようにしよう。

・Windowsをクリーンインストールしたり、パソコン出荷時に戻したりしても、一度ディスクに書き込まれた情報は復元することができてしまう。中古パソコンばかりを購入する人の中には、このディスク内の情報を復元してデータ市場に売却することを考えている人もいることと思う。

・だから。古いパソコンを処分する際には、HDDやSSDは目の前で粉砕処理するか、溶解処理するか、ドリルで穴をあけるか等、完全に復元できないようにしよう。


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2023年11月14日に講演「製造業のDX推進~デジタル活用で生産性を向上させる方法」を日本鉛筆工業協同組合/日本筆記具工業会で行います。