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生成AI活用検討プロジェクトの作り方

ChatGPTについてのテレビコメントしました。
※TVK newslink 2023.5.11放送

「企業が使うことで生産性はぐっと上がる。」「機密情報の入力はしない。」「企業ごとに活用ルールを作るべき。」

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中小企業診断士の竹内幸次です。今日は新潟県村松商工会で講演「ChatGPTでどう変わる?生成AIを活用したこれからの企業経営とは」を行います。


中小企業診断士 講演
▲新潟県での中小企業向けChatGPT活用講演です


今日は本日の講演に関連して生成AI活用検討プロジェクトの作り方についてです。

【生成AI活用検討プロジェクトの作り方】作成 中小企業診断士 竹内幸次

・マイクロソフト社がコパイロット機能として月額30ドルでマイクロソフト365に生成AI機能を付加する(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN183W00Y3A710C2000000/)等、生成AIを実務で使う時がきた。
・私は中小企業が生成AIを使う際には、「生成AI活用検討プロジェクト」を発足させるべきと以前から講演やコンサルで説明してきた。
【生成AI活用検討プロジェクトの目的】
生成AIの機能を正しく理解して、自社業務に取り込む際のポイントを整理すること。
【メンバー選出】
営業部門、生産部門、管理部門から複数名選出する。ITやデジタル好きの若者のみで組織するのではなく、デジタル嫌いな人、慎重な人もメンバーにする。
【検討期間】
1か月。1か月間で合計10時間ほどのプロジェクト会議を行う。
【検討事項】
(1)代表取締役からプロジェクト目的を説明/生成AIの概要を説明する
(2)ChatGPT、BingAI、GoogleBardのアカウントを作り、実際に利用してみる
(3)テキスト生成でできること、できないことを理解する
(4)画像生成と映像生成でできること、できないことを理解する
(5)自社の経営課題や経営の特徴を整理し、生成AI活用の可能性を検討する
(6)部門ごと、業務ごとの生成AI活用可能性を検討する
(7)生成AI活用によって生まれる新たな収益、削減できるコストを検討する
(8)生成AI活用のリスクを自社業務に当てはめて検討する
(9)生成AIを自社組織メンバーが円滑に使えるための研修のあり方を検討する
(10)代表取締役に対してプロジェクト結果を答申し、会社としての方針にする


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2023年8月7日に講演「WebマーケティングとChatGPT活用~チャットGPT等の生成AIの活用法と留意点」を千葉県中小企業団体中央会で行います。