実績は過去のこと、理想は未来のこと


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都立川市の中小企業のコンサルティング、東京都江戸川区のサービス業のコンサルティングをします。

今日は実績は過去のこと、理想は未来のことについてです。

【実績は過去のこと、理想は未来のこと】作成 中小企業診断士 竹内幸次

先日、ある中小企業のコンサルをした際に、経営者が「クライアントに提案すると、必ず実績を問われる」と言っていた。提案型の中小企業なので、その提案が確かに収益になるのかをクライアントは気にしているという。

実績を重視する思考は、過去思考、模倣思考、保守的思考が根底にある。日本の堅実な社会を作った思考だと思う。

しかし。これからの日本に必要な思考は、未来思考、差別化思考、革新思考であろう。この3つの思考から生み出すものは「理想」と表現できる。あるべき状態や商品を語り、それに近づくための事業展開。

理想を嘲笑する人もいるだろう。「市場はそんなに甘くない」「以前もやったがダメだった」等が彼らの口癖である。達観しているような言い方をするが、実は挑戦が怖い、冒険したくない、現在の社内役職を失いたくないという心理がある。

中小企業経営者の皆様、実績ばかりを気にする従業員はいませんか?実績は古臭い過去、理想は未来です。


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