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生成AI活用はどんな情報を得るべきかを考えることが重要

ChatGPTについてのテレビコメントしました。
※TVK newslink 2023.5.11放送

「企業が使うことで生産性はぐっと上がる。」「機密情報の入力はしない。」「企業ごとに活用ルールを作るべき。」

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中小企業診断士の竹内幸次です。今日は新潟県上越市で公益財団法人にいがた産業創造機構/NICOクラブセミナー主催講演「ビジネスを革新する生成AI活用~ChatGPT等の活用で生産性を向上させよう~」を行います。


中小企業診断士 講演
▲上越妙高での生成AI活用をテーマにした講演です


今日は本日の講演に関連して生成AI活用はどんな情報を得るべきかを考えることが重要についてです。

【生成AI活用はどんな情報を得るべきかを考えることが重要】作成 中小企業診断士 竹内幸次

ChatGPT等へのプロンプト(指示文や質問文)のテクニックについて質問を受けることが多い。大事だが、それよりももっと大事なことは、今、自分の会社はどのような情報を得るべきなのかを知ること。

売上が上がらない状態の時に、ChatGPT等に「売上を上げる方法を教えて」等とリクエストしても、その回答は自社が実際に取り入れる(実行する)ことができないことや、前提が異なることが多い。これでは生成AIの活用でむしろ間違った経営判断を下すことになる。

上記の例だと「売上が上がらない時に考えられる原因は?」等と質問した方がよい。考えられる要因の中で、自社にもっとも該当する事項を見つけて質問を深める。

例えば「顧客ニーズと商品コンセプトのギャップを測定する方法を教えて」等と続ける。

つまり、A問題の解決にはB情報が必要であり、Bを検証するたにはCが必要のように、論理的思考を身に付けることが生成AIを上手く活用するポイントになる。

そして論理思考力を高めるためには、並列や集合、概念の整理、因果関係等を見極める基礎知識が必要となる。


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2023年11月16日に講演「生成AI活用で業務効率化しよう!ChatGPT、BingAI、GoogleBardの概要と中小企業の経営活用策」を東京都商工会連合会オンライン講習会で行います。