自分だけが高い評価を得ることを恐れる新入社員へ

日経クロステックActiveに掲載

「2700社以上の企業経営をコンサルしたプロが語る コロナ禍の乗り切り方」

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中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都立川市の中小企業のコンサルティングをします。

今日は自分だけが高い評価を得ることを恐れる新入社員へについてです。

【自分だけが高い評価を得ることを恐れる新入社員へ】作成 中小企業診断士 竹内幸次

・そろそろ新入社員研修が終わって各部署に配属されるという新入社員も多い。業種や規模にもよるが中小企業ではなるべく早く現場で活躍して欲しいもの。頑張って欲しい。
・コロナ禍に学生時代を過ごしたこともあり、皆で助け合って生きていく意識が高い若者が多い。集団の中の自分のポジションを意識して、集団から突出することを嫌う人も多い。
・失敗して突出するのではなく、大きな成果を出したことで、朝礼等の場で自分だけが褒められることも嫌がる気持ちを持つ若者も多い。この心理は昔の世代の人にはなかなか理解されない心理だと思う。
・スポーツで優勝が決まったり、1位等の順が決まることは、その人のその対戦での成果に過ぎない。選手自体が評価されることもあるが、正しい解釈は、その大会や対戦、その時のルールの中での評価に過ぎない。
・会社でも同じ。よい成果を出したら、素直に褒められよう。朝礼等の場で褒められたとしても、それは仕事の1つの成果が褒められたに過ぎないのだから。


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2023年6月22日に講演「小規模事業者のデジタル化支援」を日本政策金融公庫令和5年度お客さま支援指導力向上研修(課長向け/職員向け)で行います。