2023/令和5年の年頭挨拶・年頭訓示の作り方

日経クロステックActiveに掲載

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中小企業診断士の竹内幸次です。今日は2023/令和5年の年頭挨拶・年頭訓示の作り方についてです。

【2023/令和5年の年頭挨拶・年頭訓示の作り方】作成 中小企業診断士 竹内幸次

・1月4日や5日が仕事始めという中小企業が多いと思います。全従業員で朝礼を行う際には以下の観点で社長訓示や挨拶を行うとよいでしょう。
1.気持ちよい挨拶。「明けましておめでとうございます」や「新年おめでとうございます」の言葉を少し大き目に、高めの声で発するようにしましょう。また、手元のメモを見るのではなく、全従業員の顔を見るようにしましょう。
2.今年の世界経済の見通し。参考となるのは、IMFの「世界経済見通し」(https://www.imf.org/ja/Publications/WEO/Issues/2022/10/11/world-economic-outlook-october-2022)です。
3.次に日本の経済見通し。参考となるのは、2022(令和4)年12月22日に閣議了解された最新の「令和5年度(2023年度)政府経済見通しの概要」(https://www5.cao.go.jp/keizai1/mitoshi/2022/r041222mitoshi-gaiyo.pdf)です。
4.続いて自社の2023年の目標。売上や利益という結果目標のみならず、活動面の目標も話しましょう。時代はDX(Digital Transformation)とGX(Green Transformation)に向かっていること、そのために、自社もリスキリング(学び直し)を進めること等を話しましょう。
5.最後に自社のコンセプトやパーパス(存在意義)を意識して、「○○○○というビジョンに向かって1つずつ前進する年としたい」等と話しましょう。


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2023年2月16日に講演「すぐに実践できる!最新IT活用術~ITで働き方改革&営業力向上を目指す」を東京商工会議所目黒支部で行います。