中小企業診断士の竹内幸次です。今日は神奈川県平塚市の中小企業のコンサルティングをします。
今日はChatGPTは売上総利益率は正解したが、損益分岐点売上高は計算できなかったについてです。
【ChatGPTは売上総利益率は正解したが、損益分岐点売上高は計算できなかった】作成 中小企業診断士 竹内幸次
・ChatGPTに以下の質問をした。売上総利益率は正しく計算してくれた。
竹内)以下のデータから売上総利益率を算出してください。
売上 10,000
原価 3,000
ChatGPT)売上総利益率は、売上総利益を売上高で割った値です。売上総利益は、売上高から原価を引いた値になります。
売上総利益 = 売上 - 原価
= 10,000 - 3,000
= 7,000
売上総利益率 = 売上総利益 / 売上高
= 7,000 / 10,000
= 0.7 (または70%)
したがって、このデータから算出される売上総利益率は70%です。
・次に以下の質問を追加した。完全に間違えている。
竹内)ありがとうございます。それでは固定費を5,000とした場合の損益分岐点売上高を教えてください。
ChatGPT)損益分岐点売上高は、以下の式で求めることができます。
損益分岐点売上高 = (固定費 + 利益) ÷ 売上総額率
売上総利益率は、売上から原価を引いて、その値を売上で割ったものです。よって、
売上総利益率 = (売上 - 原価) ÷ 売上 = (10,000 - 3,000) ÷ 10,000 = 0.7
固定費は5,000ということなので、利益は以下のようになります。
利益 = 売上 - 原価 - 固定費 = 10,000 - 3,000 - 5,000 = 2,000
これらの値を式に代入して計算すると、損益分岐点売上高は以下のようになります。
損益分岐点売上高 = (固定費 + 利益) ÷ 売上総額率
= (5,000 + 2,000) ÷ 0.7
≒ 10,714
従って、損益分岐点売上高は約10,714円となります。
・損益分岐点売上高は正しくは固定費÷限界利益率(売上総利益率)であり、この算式が間違って学習してしまっている。また、「 (5,000 + 2,000) ÷ 0.7」は「10,000」が正解だが、なぜか端数がある「≒ 10,714」と回答してきた。
・「GPT-4なら正しく計算できますか?」と質問すると、「GPT-3とGPT-4は、GPTシリーズの異なるバージョンであり、GPT-4はまだ開発中のため、現在は利用できません。GPT-3は、大規模なトレーニングデータセットから学習し、自然言語処理において高い精度を持つ言語モデルです。GPT-4は、GPT-3よりも大幅に高度な性能が期待されていますが、現時点ではその性能や正確性については不明です。」との回答だった。
・ChatGPTの特性と限界を理解して、中小企業経営に生かすようにしたい。
・ChatGPTに以下の質問をした。売上総利益率は正しく計算してくれた。
竹内)以下のデータから売上総利益率を算出してください。
売上 10,000
原価 3,000
ChatGPT)売上総利益率は、売上総利益を売上高で割った値です。売上総利益は、売上高から原価を引いた値になります。
売上総利益 = 売上 - 原価
= 10,000 - 3,000
= 7,000
売上総利益率 = 売上総利益 / 売上高
= 7,000 / 10,000
= 0.7 (または70%)
したがって、このデータから算出される売上総利益率は70%です。
・次に以下の質問を追加した。完全に間違えている。
竹内)ありがとうございます。それでは固定費を5,000とした場合の損益分岐点売上高を教えてください。
ChatGPT)損益分岐点売上高は、以下の式で求めることができます。
損益分岐点売上高 = (固定費 + 利益) ÷ 売上総額率
売上総利益率は、売上から原価を引いて、その値を売上で割ったものです。よって、
売上総利益率 = (売上 - 原価) ÷ 売上 = (10,000 - 3,000) ÷ 10,000 = 0.7
固定費は5,000ということなので、利益は以下のようになります。
利益 = 売上 - 原価 - 固定費 = 10,000 - 3,000 - 5,000 = 2,000
これらの値を式に代入して計算すると、損益分岐点売上高は以下のようになります。
損益分岐点売上高 = (固定費 + 利益) ÷ 売上総額率
= (5,000 + 2,000) ÷ 0.7
≒ 10,714
従って、損益分岐点売上高は約10,714円となります。
・損益分岐点売上高は正しくは固定費÷限界利益率(売上総利益率)であり、この算式が間違って学習してしまっている。また、「 (5,000 + 2,000) ÷ 0.7」は「10,000」が正解だが、なぜか端数がある「≒ 10,714」と回答してきた。
・「GPT-4なら正しく計算できますか?」と質問すると、「GPT-3とGPT-4は、GPTシリーズの異なるバージョンであり、GPT-4はまだ開発中のため、現在は利用できません。GPT-3は、大規模なトレーニングデータセットから学習し、自然言語処理において高い精度を持つ言語モデルです。GPT-4は、GPT-3よりも大幅に高度な性能が期待されていますが、現時点ではその性能や正確性については不明です。」との回答だった。
・ChatGPTの特性と限界を理解して、中小企業経営に生かすようにしたい。
スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。
2023年4月19日に講演「販路開拓力をアップするIT・WEB活用~すぐ使えるウェブ情報収集とSEO・SNSで市場開拓しよう」を東京商工会議所渋谷支部で行います。
【経営ヒント内トピック検索】 下記にキーワードを入れて情報検索できます。例)DX講演
【中小企業経営ヒント集】
中小企業のSEO/中小企業のデジタル活用/中小企業のSNS活用/IoT・ビッグデータ・AI・ロボット/情報セキュリティ/起業・創業/商業・商店街/中小企業の販路開拓/組織運営/中小企業の生産性向上/中小企業の経営革新イノベーション/ECオンラインショップ/財務分析/グローバル展開/ホームページ運営
執筆 経営コンサルティング 株式会社スプラム 竹内幸次 中小企業診断士