こだわりがないと売れないが、こだわりが強くても売れない

日経クロステックActiveに掲載

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中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都練馬区の専門サービス業のコンサルティング、横浜市の中小企業のコンサルティング、神奈川県秦野市の中小企業のコンサルティング、東京都千代田区の中小企業のコンサルティングをします。

今日はこだわりがないと売れないが、こだわりが強くても売れないについてです。

【こだわりがないと売れないが、こだわりが強くても売れない】作成 中小企業診断士 竹内幸次

・どこにでもあるような商品やサービスは価格競争に巻き込まれ、売れても赤字になる。
・だから中小企業には差別化された商品やサービスが欠かせない。
・差別化は経営者のこだわりから生まれる。同業企業がまったくこだわっていないポイントにこだわることで競争回避になり、価格設定は顧客が感じる価値と自社のコストのことを考えればよくなる。こだわりは中小企業経営に基本だ。
・しかし、こだわりが強すぎることで、市場が小さくなってしまうことがある。この意味では経営に必要な収益は一部の妥協から生まれると考えていい。
・創業から成長、もしくは発売から拡販という時間軸で考えると、発売当初はこだわり6割、妥協4割くらいがよい。そして十分な収益が出るほどの顧客を得たら、徐々にこだわりレベルを8割等にあげていくとよい。
・このようなこだわりと妥協のマネジメントこそが経営の重要ポイントかもしれない。


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