日本らしさはプラスかマイナスか

日経クロステックActiveに掲載

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中小企業診断士の竹内幸次です。今日は今後のコンサルティングの打ち合わせをします。

今日は日本らしさはプラスかマイナスかについてです。

【日本らしさはプラスかマイナスか】作成 中小企業診断士 竹内幸次

・”日本ならではの”、”日本的”、”日本らしい”等の言葉で日本経済再浮上が語られることが多い。経営論では差別化、強みの発揮、ニッチ戦略、焦点(集中)戦略等に通じる視点であり、私も同じことを考えている。
・一方で不安もある。それはその”日本らしさ”は世界や若者や女性に受け入れられる”日本らしさ”なのか。すべての”日本らしさ”が今後も好ましいとは思えない。捨てるべき”日本らしさ”もあるのではないか、と。
・日本経済再浮上を目的とする場合、文化の観点から、どの程度”日本らしさ”を維持しまま、経済を活性化するべきかという議論が欠かせない。
・狭い日本、資源がない日本である。もしかしたら、諸外国から技術や文化を入れることで成長する国民性そのものが”日本らしさ”なのかもしれない。渋沢栄一が日本の基礎を使った時代はまさにそうだった。
・”日本的”や”日本らしい”という言葉を使う際には、”現状でいい、このままでいい”と解釈するのか、”多様な価値観を受け入れてきた国”と解釈するのかを確認するようにしたい。


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