既存客の値上げと新規客への値上げ

 


中小企業診断士の竹内幸次です。今日はテレビ局からの取材を受けます。

今日は既存客の値上げと新規客への値上げについてです。

【既存客の値上げと新規客への値上げ】作成 中小企業診断士 竹内幸次

・英会話教室のような継続的サービス提供するサービスの値上げを考える。既存客も含めて値上げするかどうか。この悩みを持つ経営者は多い。
・既存客の価格を据え置き、新規客のみを値上げする場合のデメリットは請求業務が煩雑になること。また、何のための値上げかの観点からすると、値上げしても収益改善効果は限定的となる。
・既存客も新規客も一律に値上げする場合は、上記デメリットはなくなるが、既存客を失う可能性が出てくる。
・値上げで既存客が離れるかどうかは、それまでのサービス提供の満足度による。満足度が低ければ、少しの刺激(値上げ)をきっかけにして顧客が離れるかもしれない。
・値上げが必要な状況は、ある面、有事とも言える。BCPで有事に備えるように、日頃から顧客の期待を上回るサービスを提供することは中小サービス業のBCPになる。


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