努力の方向は「価格を上げても顧客が離れない経営」の実現

 


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おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都葛飾区のサービス業のコンサルティングをします。

今日は努力の方向は「価格を上げても顧客が離れない経営」の実現についてです。

【努力の方向は「価格を上げても顧客が離れない経営」の実現】
作成 中小企業診断士 竹内幸次
・日経の経済指標「国内企業物価指数(前年比)」(https://vdata.nikkei.com/economicdashboard/macro/#?open=m3)にあるように、企業物価の上昇が続いている。
・テレビ番組等では「企業努力をして価格を抑えてきた」と言うが、本当だろうか。スーパーマーケット等が消費者価格上昇を抑えたいという気持ちは確かにあると思う。
・本当だろうかと疑問を書いたのは、本当に価格を抑えることが企業努力と思っているのだろうかという意味。価格付けは自由なので、価格を上げないのも1つの企業努力だとは思う。
・仕入価格が上昇し、最低賃金が上昇し、物流費用も上昇する中、努力の方向は「価格を上げても顧客が離れない経営」の実現だと思う。
・長く続く「安く売る」経済をそろそろ改めて、雇用を維持でき、未来投資の利益が残り、後継者が後継したくなるような経営に向けて企業努力する時だと強く感じる。
・価格を上げないお店を「企業努力している」と報道するマスコミには、価格を上げる企業も「もっと大きな企業努力をしている」と報道して欲しい。


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2022年1月21日に講演「コロナ禍を乗り切る!中小企業のデジタル活用術」を愛媛県新居浜商工会議所で行います。


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