DXを担うIT企業の営業力は十分に高いのか


おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は千葉県産業振興センターとの講演打ち合わせ、東京都青梅市の中小企業のコンサルティング、東京都中野区の中小企業のコンサルティングをします。

今日はDXを担うIT企業の営業力は十分に高いのかについてです。

【DXを担うIT企業の営業力は十分に高いのか】
作成 中小企業診断士 竹内幸次
・連日のように日本のDX(デジタルトランスフォーメーション=デジタル活用による業務革新)の遅れやSTEM人材(Science/科学、Technology/技術、Engineering/工学、Mathematics/数学)育成の遅れが報じられている。日本にいると分からないが、世界視点で見ると日本は昭和時代のままの古い社会と思われている。
・日本のIT活用がここまで遅れた理由は広く、深い。その中で1つの視点はソフトウエア開発企業やITをコーディネートする産業や企業の営業力は十分に高かったのかという視点がある。
・ある会議で大手IT企業が「うちは1,000人くらいの中小企業には積極的には営業していません」と言った。法律の定義では300人を超えれば中小企業ではないが、大手企業からすれば、例えば20人ほどの製造業(これを小規模企業と言い、日本の85%を占める)は存在しないとの同じに見えているのかもしれない。
・高い技術を持つIoTやAI関連企業は、営業力に欠かせない自社サイトのSEOやSNS活用、各種の展示会等への参加は積極的に行っているのだろうか。
・価値ある技術、よい商品はユーザーに認知されてはじめて価値がある。DXの遅れを取り戻すためにDX関連企業の営業力をアップする必要があるのではないか。


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関連講演:
2021年10月7日に講演「テレワークの取り組み方や成功のポイント~先進的な中小企業の事例を交えて~」を東京都中小企業団体中央会/組合管理者等講習会で行います。


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