賃金は企業利益から生まれるもの


おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都港区の中小企業のコンサルティングをします。

今日は賃金は企業利益から生まれるものについてです。

【賃金は企業利益から生まれるもの】
作成 中小企業診断士 竹内幸次
・東京都の最低賃金が2021年10月から1,041円になる。日本の賃金水準は低いため賃金上昇は国家的な課題という認識からの措置と思われる。国の成長戦略実行計画でも賃金アップ方針が明記されている。
・賃金の源は企業の利益である。とくに売上総利益(≒付加価値)が増えない状態で賃金のみが上昇すれば営業損失(赤字)が生じることもある。赤字は資金調達力に悪影響を及ぼし、間接金融(金融機関からの借入等)に頼る中小企業は未来投資(設備投資や研究開発等)を臆してしまう。
・最低賃金をあげると同時に中小企業の売上総利益、具体的には売買差益額が増えるような仕組みができないだろうか。最低賃金は法律があるが、最低売買差益には当然ながら法律はない。
・しかし中小企業の努力という抽象的な言葉だけでは経営は維持できない。


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関連講演:
2021年10月7日に講演「テレワークの取り組み方からセキュリティ対策~先進的な中小企業取組事例を交えて~」を東京都中小企業団体中央会/組合管理者等講習会で行います。


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