社長年頭挨拶の作り方2021年版

 


おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は神奈川県平塚市の中小企業のコンサルティング、東京都新宿区のサービス業のコンサルティングをします。

今日は社長年頭挨拶の作り方2021年版についてです。経営者の皆様はそろそろ年始の挨拶、年頭訓示についてその構成を考えていることと思います。

【社長年頭挨拶の作り方2021年版】
作成 中小企業診断士 竹内幸次

1.「明けましておめでとうございます」と明るいトーンで第一声をあげる

年始には気持ちを前向きにして、自分のテンションをあげて、少しだけハイトーン(高い声)で第一声を元気に発しましょう。言葉のチョイスよりも言葉の発し方が重要です。

2.2020年の経営環境に触れる

以下のデータから自社に関連する数値を取り上げて総括します。

(1)経済指標ダッシュボード(日本経済新聞)
https://vdata.nikkei.com/economicdashboard/macro/

(2)経済チャートで見る 新型コロナショック(日本経済新聞)
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-economy/

3.2020年の自社の評価を話す

新型コロナの中、新商品をつくったり、新しい売り方に挑戦したり、初めてのテレワークに取り組んだりしたことを1つずつ整理して話します。売上高等の業績は悪化したとしても、組織の一体感や危機感の共有等ができ、2021年の事業活動はむしろ強化される等のことを話しましょう。

4.2021年の経営見通し

以下のサイトから必要な情報を見つけて、自社に当てはめて説明します。

(1)世界経済見通し(IMF)
https://www.imf.org/ja/Publications/WEO/Issues/2020/09/30/world-economic-outlook-october-2020

(2)経済見通しと経済財政運営の基本的態度(内閣府)
https://www5.cao.go.jp/keizai1/mitoshi/mitoshi.html

5.2021年自社の重点事項

成長戦略の基本である、以下の4つの戦略のうち、その戦略に重点を置くのかを話します。

・市場浸透
・新製品開発
・新市場開拓
・多角化

場合によっては撤退戦略(成長のための撤退)についても触れましょう。


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

関連講演:
2021年1月20日にオンラインZoom講演「コロナ禍の経営戦略」を相模原商工会議所経営者育成塾 グレート・リセット経営2021で行います。