安値販売は弱気の証拠

 


おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は寒川町商工会創業支援セミナーで講演「起業のステップと心構え及び事業コンセプト」、横浜市のサービス業のコンサルティングをします。


中小企業診断士 講演
▲本日開講の寒川の創業支援セミナーでの講演です


今日は本日の講演に関連して安値販売は弱気の証拠についてです。消費増税後に多くの大手企業は低価格販売を開始しています。国もキャッシュレス消費者還元事業という名目で5%の還元(即時割引も多い)しています。安易な割引や安売りは経済をダメにします。節度を持った価格戦略を望みます。

【安値販売は弱気の証拠】
・事業コンセプトを考える際には、「何を売る」よりも「どんな価値を提供する」を考える。
・価値を意識すれば、自然とメインの顧客を意識するようになる。
・価値創造ができない時には売価を下げる。
・現在の日本産業は付加価値創造が弱い。だから大手企業は価格を下げる傾向にある。
・ターゲット(メイン顧客)が定められない理由は、売上高ボリューム(規模)を増やそうと思うから。規模を追求しないのであれば、ニッチ市場をメインにすることができる。


関連講演:
2019年10月26日に講演「資金繰りと収支計画の考え方」を寒川町商工会創業支援セミナーで行います。