見極めが難しいスマホ決済の未来

 


おはようございます。経営コンサルタントの竹内幸次です。今日は横浜市の小売店のコンサルティング、東京都台東区の中小企業のコンサルティング、東京都中野区の専門サービス業のコンサルティングをします。

今日は見極めが難しいスマホ決済の未来についてです。大手コンビニチェーンのスマホ決済サービスの不正利用のニュースが広がったことで、「なんでもかんでもスマホに集中させるのは危険かも」という意識を持つ人が増えているように感じます。

我々中小企業としては消費税10%後の消費の冷え込みを抑えようしてキャッシュレス消費者還元事業に参加しようとする中小企業も徐々に増えていますが、いわゆる第3世代(QRコードを使ったスマホ決済)への不信感を持つ経営者も多数います。

【見極めが難しいスマホ決済の未来】
・クレジットカードと交通系電子マネー(スカイやpasmo等)までが使えれば十分かもしれない。
・QRコードを使ったスマホ決済がなくても、消費者はクレジットかスイカ、現金で支払うのではないか。つまりスマホ決済がないことで、さほどのチャンスロスはないのではないか。
・小規模商店の店主は高齢化しており、スマホを日常的に使っていない場合もある。このような場合は、スマホ決済は取り入れないという経営判断もあり得る。
・新しい仕組みやサービスが普及する際にはトラブルはつきもの。なのでスマホ決済もいくつかのトラブルを重ねつつ、着実に市民生活に普及すると思われる。この普及速度と自店の経営方針をすり合わせて、最適な時期に決断をするとよい。


関連講演:
2019年7月25日に講演「キャッシュレス対策セミナー」を久喜市商工会栗橋支所で行います。