小売業の経営上の問題点は「需要の停滞」

 


おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京下北沢の中小企業のコンサルティング、東京葛飾区の専門サービス業のコンサルティング、横浜市のサービス業のコンサルティングをします。

今日は小売業の経営上の問題点は「需要の停滞」についてです。2019年3月28日に中小企業庁サイトに「第155回中小企業景況調査(2019年1-3月期)の結果」が公表されました。

消費税率が2019年10月から本当に10%になるのか。とくに中小小売店の経営者には関心が高いことと思います。キャッシュレス決済による消費者へのポイント還元があるものの、2020年6月までですから、その後の消費の冷え込みを抑えるためにも、積極的な販売促進をしていきたいものです。

以下はその小売業の経営上の問題点についてです。注目すべきは、前回調査と比べると、「需要の停滞」が4位から2位に上昇している点です。あくまで自分のお店への需要のことだと解釈しますが、集客数や客単価が落ちていると回答する小売店主が増えていると言えます。



▲全国の中小企業の経営上の問題点。小売業の「需要の停滞」は大きな問題に

 

【中小小売業の「需要の停滞」対策】
・需要を生み出す意識を持つ
・消費者還元のためではなく、訪日外国人を新規顧客にするため等と考えてキャッシュレス決済を導入する
・ブログで情報発信する


【関連講演】
2019年6月8日に講演「小売・サービス業の特徴の整理・把握と成功事例の紹介」を川崎市商業振興課・男女共同参画センターすくらむ21共催/商人(あきんど)デビュー塾/で行います。