商店街のウェブ活用が遅れている本当の理由

 


おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は横浜市の中小企業のコンサルティング、柏市商店会連合会で講演「中小商店のIT活用2019~新元号、キャッシュレス、消費増税に負けないIT活用、WEB活用~」、東京都中小企業振興公社での講演打ち合わせをします。


中小企業診断士 講演
▲千葉県柏の商店会連合会向けの分かりやすいIT活用講演です


今日は本日の講演に関連して商店街のウェブ活用が遅れている本当の理由についてです。

ECの普及や地域住民の高齢化等によって商業環境は大きく変化しています。商店街や商店会組織の今後の役割が期待されるところです。

しかし、小売店や商店街組織のホームページやブログ、SNSの活用は他の業種と比較すると遅れているように感じます。理由は店主の高齢化や商店スタッフが少ない(家族経営)のため、ネット関連業務を担当する人手がないことだと言われています。

しかし、店主高齢化とITを操作する人手不足は本当に、これが原因なのでしょうか?中小企業診断士として商店街を見ていると、以下のように感じます。

【商店街のウェブ活用が遅れている本当の理由】
・小売店の原点は商品を顧客に見せる(魅せる)ことであることの認識が薄い
・自店で扱う商品のことを実はあまり理解していない(消費者の方が商品知識が豊富)
・毎朝ブログを書く等の生活のリズムやパターンができていない
・商店街の集客力が高いため、自らが情報発信しなくてもよいと思っている
・需要はお店が創造するものだという認識が薄い


【関連講演】
2019年5月14日に講演「生産性を向上し、消費増税に負けないIT活用術2019」を東京商工会議所世田谷支部で行います。