製造小売業態がネット販売に向く理由

 


おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都八王子市の中小企業のコンサルティング、東京都国分寺市のサービス業のコンサルティングをします。

今日は製造小売業態がネット販売に向く理由についてです。小規模企業がネット販売を始めることができるWEBサービスは、古くは楽天、Amazon、Yahoo等がありますが、近年はミンネやクリーマにようなスマホ時代に台頭してきたサービスが一般的になりました。理由は固定費用が掛からないことや、簡単に始めることができるからです。ちなみにミンネサイト(https://minne.com/)の月間アクセス数は約400万アクセスです。

ミンネやクリーマ等は製造小売品やヴィンテージ(ビンテージ)品(年代物の製品)を販売するネット販売サービスです。仕入品の販売ではなく、ハンドメイド品(手作り品)を売る場所です。なぜハンドメイド品なのかを考えると、製造小売事業の魅力が見えてきます。

・製造小売品は価格競争にならないため適正利益を確保しやすい
・製造小売品は卸業等の中間流通を使わないため、売り手と買い手のみが価値をシェアすることができる
・消費者の要望を踏まえて、時代に合ったクラフト品を作ることができる


【関連講演】
2019年2月25日に講演「販路拡大と生産性向上を実現する中小企業のための最新IT活用術」を川越商工会議所で行います。