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口コミサイトを頼らない集客

 


おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都大田区の中小企業のコンサルティング、東京都昭島市の製造業のコンサルティングをします。

今日は口コミサイトを頼らない集客についてです。飲食業界やサロン業界等では口コミサイトを使って集客しようと考えている経営者や店長が多いです。消費者の立場ですと他人評価や利用者の声が見れるので失敗しない店舗選びができやすくなるため便利と考えられています。

飲食店やサロン業界で口コミサイトが存在する理由は粗利益率が高いからです。飲食では60~80%の粗利益(つまり材料は20~40%)、サロンでは90%前後が粗利益です。そのため、口コミサイトに情報を掲載する費用が捻出できるのです。

しかし、最近では人件費の高騰によって飲食店のFL比率(売上高に占める人件費と材料費の割合)も上昇しています。このためできるだけ口コミサイトに費用を使いたくないと考える中小店は増えています。

中小飲食店やサロンでは以下のように考えていきましょう。

・一度口コミサイトを使うと、自らホームページやブログ、SNSでの情報発信意欲が下がり、ずっと口コミサイトを利用することが多い
・最大の宣伝は店舗自体である。料理や施術の質、店員の質等で満足を生み出せば口コミサイトでの集客は必要なくなる


【関連講演】
2019年1月26日に講演「SNS利活用講座」を船橋市2019年船橋創業実践塾で行います。