一段上の商品の提案と関連商品の提案

 


おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京自由が丘のサービス業のコンサルティング、埼玉県久喜市の中小企業のコンサルティング、川崎市の公営施設の視察を行います。

今日は一段上の商品の提案と関連商品の提案についてです。売上高を上げるために、昔から以下の2つの販売活動が行われます。

・アップセル…現在顧客が使用しているものよりも上位のグレードの商品やサービスを提案する
・クロスセル…商品単体ではなく、関連商品を含めて提案する


とちらも顧客単価を上げるためのアプローチですが、中小企業が現実的に行うには以下のように考えていきましょう。

・アップセルを行うためには、商品やサービスのグレーディングが必要。グレードを設定するということは、比較的に低いグレードの商品やサービスも用意するということ。いかなる場合でも高品質を追求する場合には、アップセルというよりも、当該ブランド力をアップするという発想になる
・クロスセルを行う前提は、関連商品・サービスを品揃えすること。仕入力に限界がある場合には、関連商品のセットを専門化して、無駄な関連品を品添えしないようにする


【関連講演】
2018年11月10日に講演「起業プランから経営活動プランへ」を立川商工会議所創業応援塾2018で行います。