成功にパターンなし、失敗にパターンあり

 


おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京有明の専門サービス業のコンサルティングをします。

今日は成功にパターンなし、失敗にパターンありについてです。昨日も東京立川で創業塾講師を務めました。多くの創業予定者が前向きに経営を理解しています。

プロの中小企業診断士として2,500企業のコンサルをしてきましたが、この間、一時期売上高が伸びてもその後廃業に至った例や、まったく魅力がないビジネスプランだと思った企業がぐんぐん伸びたりと、様々な成長パターンがありました。

私が担当した範囲内でのことですが以下のようなことが言えます。

・私も含めてプロの経営コンサルタントは事業成功のパターンをいくつかイメージしており、そのイメージに近い起業だと成功すると思い込む傾向がある
・しかし、過去にまったく成功しなかったようなビジネスモデルであっても、目の前に成長している起業家も少なくない。今思うことは、成功にはパターンはないのではないか。つまり、どのような考え方や方法であっても、その方法なりに成功させることはできる
・逆に失敗した起業を思い出してみると、いくつかのパターンがあるように感じる。例えば時間にルーズであったり、細かいお金にルーズであったり、感謝の気持ちを持つことができなかったり。1分を軽んじる人は5年の計画を語ることはできないし、100円にルーズな人が0.1%の粗利益率アップに全力を傾注することは無理なのかもしれない


【関連講演】
2018年11月7日に講演「ITツールを活用した魅力発信」を千葉県中小企業団体中央会平成30年度ふさの国商い未来塾で行います。