国家戦略特区を活用した藤沢の農家レストランいぶき

 


おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は国家戦略特区を活用した藤沢の農家レストランいぶきについてです。看板には「遠藤まほろばの里 農家レストラン いぶき」とあります。

この農家レストランは国家戦略特区(世界で一番ビジネスをしやすい環境”を作ることを目的に、地域や分野を限定し、大胆な規制・制度の緩和や税制面の優遇を行う規制改革制度)を活用して2018年5月にオープンしたレストランです。通常は農地では出店できないのですが、特区なのでレストランがオープンできたのです。関東では初の農家レストランとして株式会社いぶきが運営しています。

私も先日訪問して食べてきました。経営の観点での私の感想です。

・とてもいい。緑に囲まれた農地に存在するため、自然の中で食べている感がある
・駐車台数は席数に対して適切。店が満席だと駐車場も満車に近い状態で効率はよい
・野菜中心のバイキングで味も美味しい。過度な味付けもなく、家庭のようで安心する
・店員の接客がとてもいい。笑顔で丁寧に説明してくれる
・「今度は家族を連れてこよう」のように誰かを連れてきたくなる


特区は個性的なビジネスが登場しますね。今後も楽しみです。


▲神奈川県藤沢市の農家レストランいぶき


【関連講演】
2018年10月4日に講演「ITでできる!商店街活性化」を東京都中小企業振興公社/新・商店街リーダー塾(商店街リーダー実践力向上塾)で行います。