積極的な需要と消極的な需要


おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は埼玉県商工会連合会/商工会・商工会議所職員の資質向上研修会で講演「マーケティング~小規模企業の支援に活かす需要情報の掴み方と顧客アプローチ」、夜は千葉県佐倉市の小売店のコンサルティングをします。


中小企業診断士 講演
▲埼玉県商工会連合会主催の職員向け講演です


今日は本日の講演に関連して積極的な需要と、消極的な需要についてです。商品やサービスが需要にマッチすると売れて収益が生まれます。需要を知ることは商売の基本です。

しかし自社商品が売れない状況になると、多くの中小企業経営者は景気や競合のせいにしようとします。景気や競合の影響もありますが、自社の商品面、接客面等、多面的に分析する姿勢が必要です。

また、需要には積極的な需要と消極的な需要があることも理解しておきましょう。

・商品A固執し、商品Bを一切買わない場合、Aに対する積極的な需要という
・BもCも満足しないから、仕方なくAを買う場合、Aに対する消極的な需要という


どちらにしてもAが売れるのです。つまり小規模企業は消極的需要に気づくことも重要なのです。

【関連講演】
2018年9月20日に講演「ぐんぐん成果のあがる見本市活用セミナー~事前準備~当日プレゼンテーション~成約までのポイント」を公益財団法人高知県産業振興センターで行います。