中小企業の景況感は緩やかに改善

 


おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都江戸川区の中小企業のコンサルティング、横浜市の中小企業のコンサルティングをします。

今日は中小企業の景況感は緩やかに改善についてです。2018年6月27日に経済産業省は「第152 回中小企業景況調査(2018 年4-6 月期)の結果」を公表しました。主な結果は以下です。

□ 2018年4-6月期の全産業の業況判断DI(Diffusion Index)は、▲14.0(前期差0.1ポイント減)となり、3期ぶりに低下した。

□ 製造業の業況判断DIは、▲8.5(前期差1.6ポイント増)となり、2期ぶりに上昇した。業種別に見ると、鉄鋼・非鉄金属、パルプ・紙・紙加工品、窯業・土石製品、家具・装備品、機械器具、輸送用機械器具、印刷、木材・木製品の8業種で上昇し、化学、電気・情報通信機械器具・電子部品、金属製品、その他の製造業、食料品、繊維工業の6業種で低下した。

□ 非製造業の業況判断DIは、▲15.9(前期差0.6ポイント減)と2期ぶりに低下した。産業別に見ると、卸売業、サービス業、建設業で上昇し、小売業で低下した。



▲過去3年間の業況判断。建設業の改善傾向が著しい


第152回中小企業景況調査(2018年4-6月期)の結果を公表しました(平成30年6月27日)
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/keikyo/index.htm

【関連講演】
2018年8月29日に講演「IoTとAIを活用した中小製造業の経営戦略」を東京商工会議所足立支部で行います。