中小企業のIT相談役は誰か

 


おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は神奈川県平塚市の中小企業のコンサルティング、全国商工会連合会での打ち合わせ、東京都中小企業振興公社での打ち合わせをします。

今日は中小企業のIT相談役は誰かについてです。中小企業白書2018年版によると、社外におけるITに関する相談相手は「地元のITメーカー、販売会社」です。残念ながら中小企業診断士はまったく対象外のようです。中小企業診断士の試験科目には「経営情報システム」があり、ITに関してもしっかりと学んでいる中小企業診断士が多いのですが、やはり現場からはITとは無関係の資格者と認識されているのでしょう。

中小企業白書では以下のデータから「IT導入の際には地元のITメーカーの役割は大きい」と結論づけています。私も同感です。最初に相談したITメーカー等の企業からどのような助言を受けるのかはとても重要です。

相談する中小企業・小規模企業の経営者は以下を留意するようにしましょう。

・ITと言っても幅広い。自社の経営戦略や解決したい事項を明確にしておくことが重要
・ざっと販売促進系のITと、内部効率系のITに分けて考える
・セキュリティの観点も忘れずに相談する



▲ITの相談役は地元のITメーカーであり、中小企業診断士は意識にない


【関連講演】
2018年5月22日に講演「経営に役立つ!インターネット活用セミナー」を横須賀商工会議所で行います。

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