大きく改善した小売業と商店街の景況感

おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都青梅市の中小企業のコンサルティング、埼玉県久喜市の中小企業のコンサルティング、東京都台東区の中小企業のコンサルティングをします。

今日は全国の中小企業の景況感についてです。2018年1月22日に、2017年12月の景況感が公表となりました。



▲2017年12月の全国の中小企業の景況感は好転傾向


(1)2017年12月のDI(Diffusion Index)は、11月比で9指標中7指標が上昇した
(2)製造業が1.4ポイント上昇、非製造業も4.9ポイント上昇し、全体では3.5ポイント上昇した
(3)DIが大きく上昇した業種は化学ゴム、その他の製造業、卸売業、小売業、商店街、運輸業

注目するべきは小売業と商店街の好転です。2016年の11月→12月の好転率(ポイント)よりも、2017年11月→12月の好転率(ポイント)が大きく上回っており、年末年始の消費が前年よりも勢いがあったと言えます。

【景況感DI】
2016年11月→12月の比較
小売業 1.0%
商店街 5.7%

2017年11月→12月の比較
小売業 8.0%
商店街 8.4%

【関連講演】
2018年2月26日に講演「飲食店オーナーが知っておきたい劇的今どきIT経営実践術と連携組織の活用」を千葉県中小企業団体中央会/東葛六市レストランサミットで行います。