単なる掛け声では生産性は向上しない

おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都東久留米市の中小企業のコンサルティング、川崎市産業振興財団/新分野・新技術支援研究会で講演「中小企業のIT活用2018~IT、IoT、ビッグデータ、AIを中小企業が経営に活かす方法~」、川崎市の中小企業のコンサルティングをします。


中小企業診断士 講演
▲川崎での中小企業向けIT、IoT活用講演です


今日は本日の講演に関連して現状のままでは生産性は向上しない、についてです。日本企業の課題は生産性アップです。大企業も中小企業もです。とくに小売業やサービス業の生産性は低い状況です。

とくに受発注システムの導入は中小企業ではあまり導入されていません。業種によもよりますが、電話やFAXによる受発注が行われています。

中小企業庁は2017(平成29)年4月に「企業間データ連携のプラットフォームについて」を公表し、中小企業にEDI(Electronic Data Interchange=電子データ交換)の必要性を説明しています。

中小企業の内部の生産性をアップすることと、他企業とのデータ連携は関連があります。中小企業経営者の皆様、まずは自社活動のデータ化、そして取引先や関連業界とのデータ連携を志向しましょう。昨年と同じ、昨日と同じ業務の仕方のままでは生産性アップは単なる掛け声だけで終わってしまいます。


中小企業診断士 講演
▲業種の垣根を越えた「つながる」仕組み (出所:企業間データ連携のプラットフォームについて 中小企業庁)


【関連講演】
2018年1月26日に講演「商売に使うブログとSNS」を神奈川県津久井町商工会で行います。