セキュリティ対策はレベル設定がもっとも難しい

おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は秋田県中小企業団体中央会組合役職員スキルアップセミナーで講演「効率的な情報発信の手法~SNS等のツール活用とセキュリティ対策」を行います。

 

今日は本日の講演に関連して、セキュリティ対策はレベル設定がもっとも難しい、についてです。講演でも、個別企業を訪問してのコンサルティングにおいても、経営者の意識や知識の度合に応じて話題を変えるようにしています。

本日のような中小企業組合の事務局長や職員を対象にした講演では、個人レベルで取り組むべきことのみならず、組合運営の立場からの情報セキュリティの話題も説明が必要です。

また、聴講下さった方が自分の組合に帰り、組合や組合員の情報活用とそれに見合ったセキュリティを施すことになりますが、以下の2つが常に問題となります。

・自分の組合や組合員はどの程度情報活用をしているのか、また、するべきなのか?
・その活用レベルをあった情報セキュリティはどの程度の水準に設定するべきなのか?

想定されるリスクの程度、そして頻度を考えながら、費用対効果と、組合内合意が取れるのかの観点から最適レベル設定をすることになります。

【関連講演】
2017年11月3日に講演「提案力向上」を東京都中小企業振興公社多摩支社多摩ものづくり創業プログラムで行います。