すべての分野が供給過剰という訳ではない

おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都文京区の製造業のコンサルティング、新潟県公的機関の取材受け、東京立川市のサービス業のコンサルティングをします。

今日はすべての分野が供給過剰という訳ではない、についてです。現在の経営環境は供給過剰状態と言われます。買い手(顧客)よりも売り手(企業)の方が多いため、過当競争が生じて利益が出ない状態に陥っています。

しかしすべての産業や分野が供給過剰である訳ではありません。以下の視点で需要過剰の状態を考えてみましょう。

(1)現在のメイン市場に時々見える小さな変化からヒントを得る(現状から見る)
(2)5年~10年後の地域社会を予想する(未来から見る)

顧客自身も気づいていない未知の需要や新規事業があるはずです。まったく異なる分野での無関連多角化だけではなく、従来事業と関連がある関連多角化でもよいのです。

スプラムでは中小企業の具体的な成長戦略を助言しています。

【関連講演】
2017年10月14日に講演「ものづくりのマーケティング(1)販路開拓」を東京都中小企業振興公社多摩支社多摩ものづくり創業プログラムで行います。