製造業が一般消費者向けに直売する事業

おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都昭島市の製造業のコンサルティング、東京都千代田区の中小企業のコンサルティングをします。

今日は製造業が一般消費者向けに直売する事業についてです。大手製造業の生産体制の変化やネットの普及等によって、中小製造業が一般消費者に自社製品を直売することが増えてきました。

・加工請負型製造業から自社製品メーカーへ

請負という加工サービスを売るのではなく、まさに完成品を売るのですから、一般的には粗利益率も厚めに設定します。以下のように考えてBtoC事業(リアルもECも)展開していきましょう。

(1)自ら売価を決める。その際には消費者に提供する価値を多面的に整理して決める
(2)商品名の商標権を確保する(他社商標権侵害にならないように)
(3)効率を求めるネット販売か、代理店販売かを検討する
(4)商品在庫や仕掛在庫を持たない受注方式にする
(5)ネット販売する際には、ユーザー目線でキーワードを使う

【関連講演】
2017年10月14日に講演「ものづくりのマーケティング(1)販路開拓」を東京都中小企業振興公社多摩支社多摩ものづくり創業プログラムで行います。