小売店の価値は安く売ることではない

おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は横浜市の小売店のコンサルティング、川崎市の小売店のコンサルティング、東京自由が丘の小売店のコンサルティングをします。3社とも小売店です。

今日は小売店の価値は安く売ることではない、についてです。製造業、建設業等、多くの業種の中でもっとも中小企業景況感が悪いのが小売業です。理由は多いのですが、1つ挙げると低価格さです。大手やネット販売の価格水準は異常に低くなっています。

現状では大手企業の低価格販売が収束することは予想できず、今後も緩やかに価格は下がる可能性があります。どうにかしたいものです。

中小商店は対策として以下を考えていきましょう。

(1)安さに胡坐をかかず、商品知識や接客力、提案力等の周辺価値を高める
(2)ホームページやブログ、SNSを駆使してお店のトータル価値をアピールする
(3)配送や取り付け等の有料役務を事業化する
(4)会計や在庫管理データ、顧客データをITで管理して業務効率を高める

【関連講演】
2017年10月5日に講演「小規模企業のIT活用2017~すぐに使えるITツールで小規模企業を成長企業に」を東京都商工会連合会職員向け研修で行います。