中小企業経営 独立とは社会に支えられながら立つこと

今日は本日の講演に関連して、まさに”起業に際してこれだけは知っておくべき”ことについてです。中小企業診断士として多くの起業家や創業予定者と設定してきましたが、「独立開業」という言葉から誤解している人が一部いると感じています。その誤解とは「独りで仕事する」ということ。

誰とも係らず、あまり人と接することなく、仕事していくことと勘違いしている人です。正しくは、

・独立とは社会に支えられながら立つこと

です。ビジネスですから仕入先や顧客、従業員、地域社会との交換を行うのは当然です。つまり独立開業や創業者に必要な能力は社会適応力なのです。1人で仕事をすることは、つまり、360度全方向に頭を下げて、気を遣い、ときに愛想笑いをすることなのです。

逆に社会適応力さえあえれば、たいていの仕事は順調に行きます。